クラタの電脳云々

広義バーチャル、TRPG、美味しい生魚などが好きです

【啓蒙回】小火を起こしました(未遂)

お久しぶりです。

しばらく書くことも書く気力もなかったのでブログに触ってませんでした。書くことと書く気力が発生したので、ひさびさに筆を取ろうと思います。

 

僕は普段「軽い調理を伴う接客業」をして小銭を稼いでいます。今日も職場の厨房でシオカラ節を鼻歌で歌いながら皿を洗っていました。

するとどこからともなく香ばしいいい香りが漂ってくるではありませんか。あら、お隣の北海道料理屋さん、今日は火入れが早いのねうふふ、そんなふうに思いながら振り返ると、

 

フライヤーからとんでもねえ量の煙が上がっていました。

 

今思い返せば、あの時まだ時刻は朝8時を回ったところでした。朝8時からラム肉を食うのは、「そういう風習のある狩人」だけです。

人生で一番の声量で叫びました。のぶ代ドラみたいな声でした。

脳内で「職場で見た火災発生時フローチャート動画」「失火責任法について話す架空の岡野タケシ弁護士」「『ねぇねぇねぇ。』を踊る叶と三枝明那」の3つの映像が点滅していました。今の俺の走馬灯、FANTASIA Day2らしい。

幸いにも火は上がっておらず、叫びながらコンロの摘みに飛びつくことで煙はおさまりました。心臓が痛い。

その後べそかきながら偉い人に電話したりして、とりあえず事なきを得ました。原因は詳しくはわからんけど、とりあえず機械の故障ということになっています。(つまり僕の過失は殆どなく、この話のタイトルは「小火を止めました(天才)」が正しいのです)

 

というのがことの顛末です。「啓蒙」などと豪語はしましたが、結局のところ今回は特段何も起こらなかったので、「こうすべき」みたいな教えを僕の方から提示することはできません。

ただ、もし貴方の目の前で炎が上がったときに、貴方の脳内に巡るのが岡野タケシ弁護士と推しの笑顔だけだったら、と思うとぞっとします。なにがしかの縁でこの文を読んでくれた貴方が、明日ぐらいは学校やら職場やらの消火器の場所でも気にしながら歩いてくれたら嬉しいです。

気を付けよう!