クラタの電脳云々

広義バーチャル、インターネット、美味しい生魚などに興味があります

VRoidでつくった最高の女をMMDで踊らせよう(下ごしらえ編)

最高の女を作ろう。

 

目標

・デジタルイラストを全く描いたことがない、アナログでも猫を描いたら祖父の似顔絵だと勘違いされたことがある

・3Dモデリングをまるでやったことがない、Blenderを三日で諦めたことがある

・「インストール」という単語がなんかこわい、パソコン・電化製品・ご近所トラブル・年金などがこわい

みたいな人がVRoidで作ったオリジナルのアバターをPMX変換し、MMDを使用した動画を完成させる

 

注意

今回説明するのはあくまで「自分の創作キャラクター」を作成する方法です。

漫画、アニメ、ゲームなどのキャラクターを模したモデル、およびそれを使った画像や動画などを作成することは公式に認められているわけではありません。

そのあたりについては半年ROMれ

 

 使用するツール

・VRoid Studio(最高の女を作る)

vroid.com

VRM to Pmx Converter(最高の女を踊れる肉にする)

www.jianshu.com

PMXエディタ(最高の女を踊れる骨にする)

kkhk22.seesaa.net

MikuMikuDance(最高の女を踊らせる)

sites.google.com

 

最高の女を作ろう!

それでは早速VRoidをダウンロードしてキャラを作っていきましょう!!!

 

 

 

そんなに簡単にいくと思ったか。

 

世の中そんなに甘くないんですよ。

 

恥を知れ。

 

 

すみません、ちょっと取り乱しました。

 

VRoidは「Vカツ」や所謂キャラメイクができるタイプのゲームなどと違い、パーツごとのパラメータを設定してモデルを作成していきます。具体的なやり方はおいおい説明をするとして、ひとまず「目1」と「口2」と「髪型3」を組み合わせてはい、かんせ~い!とはいかないのです。

自由度が高く、いろいろな表現ができて本当に楽しいのですが、気を付けないとマジで迷走します。

というわけで、まずはアレをやりましょう。

 

キャラクターデザインをしよう!

キャラデザです。「ぽい」ですね。テンションあがってきました。

いまそんなところから説明しなくてもって思いました?しかしうっかりこの工程を飛ばすとめちゃくちゃぐだります。あとこれを飛ばせるやつは多分これ読まなくても自力で何とかできます。

といってもイラストを描き起こす必要はなく、

  • イメージカラー(メインと差し色の二色あるとよい)
  • 髪型、髪色
  • 瞳色、目の形(つり目?たれ目?)
  • 眉の形
  • ファッションの系統(服のデザインはしなくて大丈夫です、「最高の女を作る」とかほざく陰キャオタクにいきなり服はつくれません。どのみちVRoid上で再現ができなくて死にます)

なんかを箇条書きでまとめておくだけで充分です。決めたいならモチーフや性格も考えるといいですね。

 

待って、逃げないで。項目が多いけど難しくないから逃げないで。

 

言語化するのが面倒ならいろいろなキャラクターからここすき!というパーツを集めてくればいいんです。丸ごとパクらなきゃいいんです。オマージュ。リスペクト。

特に瞳はかなり印象が変わるので、(有り物じゃ満足できん!自分で描くぞ!という気力がある人はですが)今のうちにイラストレーターの〇〇先生みたいな絵柄にしたい…!みたいなのを見繕っておくといいと思います。

もちろん描けるのであれば設定画や三面図があれば制作がとても捗ります。その辺りはご自身の技量と相談で。

 

というわけで今回は

  • イメージカラー赤、サブカラー黄色
  • スポーティーなショートカット(髪型は名前がわからん)、赤髪
  • ピンクつり目
  • 細つり眉
  • パーカーとかだらっと動きやすいやつ

で行こうと思います。

これを書いている現時点では全く制作に入っていないのでめちゃくちゃ見切り発車です。あくまでスタート時のイメージです。予定は未定です。

文章が追いつくのにモデリングが追いつかなくなったらウケますね(がんばります)。

 

今週俺のくせに割と忙しく、早速投稿が滞る可能性が高いので応援をしてください。叱らず見捨てず応援をお願いします。

 

待ってる間に見るように参考になる動画も貼っておきますね。

 

youtu.be

youtu.be

 

じゃ、また今度。

日記20-09-30

連日バカ寒いので毛布を出したら寝覚めが良かった。暖かいのはいいこと。例によって四時起きだがうっかり二度寝し五時起き。せっかく遠出するからとちょっと着るのに時間がかかる服を選んだら電車を逃す。まあそういうこともある。

 

平日の朝なのに無駄に忙しい。客も俺も誰も悪くないけど見事に間が悪く常に仕事に追われる。やるべきことが終わらないがそもそも時給に含まれる労働だとも思わないので知ったことではない。

 

交代の時間になっても同僚が来ない。ギリギリで出勤してきたので「貴女が来なければ危うく買った映画のチケットを不意にするところだった」と口を滑らせてしまう。「なんの映画だ」と問われ「サスペンスだ」とお茶を濁したが二言目には「実写のか?」と聞いてくるので止む無く「Vtuber」という単語を出さざるを得なくなる。これを読んでいる君は「実写のか?」などと聞かれなくてよい人生を歩むべきだ。

 

店を出る際、着るのに時間がかかる服を着ていることに対して何か言いたげな顔をされたがスルーされた。前回当該の服を着ていたときにどこにいくのかと尋ねたら「ビッグサイトだ」と返ってきたことを思い出せたのかもしれない。

 

空腹に気づかずに電車に乗ってしまった。最近「食事」という概念をよく失念してしまう。せっかくだから贔屓にしているメイド喫茶に向かう。贔屓にしている筈なのに何度行っても道順を忘れてしまう。幸運にも空席があったのでクラシカルメイドをキメる。新人さんが初々しく可愛い。

 

ハヤシライス、美味。紅茶はプティポアンのバレリーナ。ベリーとジャスミンとクコの実のフレーバーティー。洒落ているが上品な香り。蜂蜜がよく合う、美味。(フレーバーティーを飲む度に私の脳内のインターネットが「フレーバーティーは邪道、真の紅茶通ならアッサムを飲むべき」とざわつく。)(今気づいたが、私は悪意のことをインターネットと呼んでいるようだ。)ケーキの名前は忘れた。聞いたことのない片仮名のケーキだった。クリームとリンゴが薄いパイ生地みたいなのとゼラチン質のもので挟まれていた、甘くて美味かった。

 

会計に思ったより時間がかかり、上映時間ギリギリにシアターに滑り込む。幸い本編には間に合ったが夜子・バーバンク氏のコマーシャルを見逃してしまった。またの機会に。

 

「白爪草」鑑賞。電脳少女シロ氏主演の「ワンシチュエーションサスペンス」。シロ氏を見るのは2年ほど前の遠巻きに眺めていた時以来だったが「バーチャル(この場合、VR技術のことを指す)」に関心があるので足を運んだ。サスペンスのネタバレをする訳にはいかないので曖昧な感想でお茶を濁す。可能性を感じる映像表現とシロ氏の怪演が素晴らしい。お茶を濁した。

 

せっかくなのでアニメイトに立ち寄る。香ばしいオタクがすし詰めになっていた。昔より香ばしさが増したような気がするが多分昔から香ばしかったのだろう。私とて未だ香ばしい。多分一生。

 

せっかくなので同人誌ショップにも行く。久方ぶりの来訪。最近はイベントと通販ばかり利用している。大きく様変わりしている気もするし何も変わっていない気もする。とらのあな池袋店の7階と6階の間の階段から足を滑らせての転落死がこの世界で最も惨めな死に方。

 

推しの配信を見なければならないので帰宅。BGMはHIMEHINA。道中脳味噌から直接文章を出力。やはり多少心に波風が立っているときのほうが筆が進む。日記なんて書けないぐらいが健康的。推敲する優しさが湧かない。ゲリラ雑談枠の様なもの。ゲリラ雑談枠を見たことはない。疲れた。推しの勝利を見届けられずに寝落ちする予感。それはそれで。

『Flags』を紐解けない女

お久しぶりです。本当に。

 

只でさえ忙しい夏に更に色々あった(Live2Dを再勉強したり精神をやったりTRPGしてたり精神をやったりしていた)結果、べらぼうにお待たせすることになってしまいました。多分誰も待ってないのでそこについては全く心配していないのですが、普通に己の管理能力の低さに絶望しています。絶望からまた精神をやります。

 

別に今も「よっしゃ書いたるぞ!」みたいなのではなく、単に他のタスクから逃げてきた先がブログ編集画面だっただけなのですが、そこでほぼ完成しているにもかかわらず何故か放置されてた下書きを見つけたので折角ならと投稿した次第です。つまり新しく書いたものではないです。不甲斐なさからまた精神をやります。

 

というわけで以下3ヶ月ほど前の私に代わります。

 

 

 

先日「MonsterZ MATE 2nd Anniversary LIVE -Flags-」を観劇した。本当に素晴らしいライブだった。笑っちゃうぐらい歌がうまいし、ラップがバカかっこいいし、ステージの造形も素晴らしいし、トラッキングも相変わらず息をのむ精度だし、あと二人の顔がべらぼうにいい。好きすぎてセットリスト俺が組んだのかと思った(これはオタクが各種ライブイベント後に必ず言うやつなので無視してよい)。そして顔がべらぼうにいい。

 

 

で、例によってこれの感想を書かねばという使命感に駆られたわけだが、セットリスト順につらつら書いていっても「顔いい~お歌うま~顔いい~」って13回繰り返すだけになる。

なので、ライブそのものの感想ではなく「私とMZM」、もっと言えば「私とVtuber」の話をしようと思う。

 

 

もともと、私はいわゆる2008年以来のニコニコ動画の文脈を継ぐような動画、特にゲーム実況が好きで、Vtuberは見ていないどころかむしろ敬遠していた。

それがひっくり返ったのが、今から2ヶ月前のことだ。あ、今遡る期間が思ったより短くて驚きましたね。私だって驚いている。2ヶ月あれば人は価値観をまるっきり転換できるし、Live2Dの使い方も覚えられるし、ブログも開設できる。

 

2ヶ月前、いろいろあって私は2人のVtuberと出会った。「佐藤ホームズ」と「天開司」の2人である。(ホームズ氏に関しての「いろいろ」についてはいずれ言及したいと思っている。「『仮想百景』を紐解けない女」が書かれるまでお待ちいただきたい。残念ながら「『クズと学ぶ麻雀のツボ』を紐解けない女」の執筆予定はない。どう足掻いても、彼への一目惚れを拗らせていることへの言い訳を連ねるばかりになるからだ。)彼らの過去の記事や配信アーカイブを見るようになり、その「興味を持つチャンス」を作る活動や、交友関係の広さによって、今まで顔も知らなかった様々なVtuberたちと出会うことになった。

 

当然、むしろ真っ先にMZMとも邂逅を果たした。はじめに見たのは「誰が持ってるか王選手権」だったと思う。最初は「やたら高い技術力でやたら体を張ったことをしている不思議な人たち」という印象だったが、いくつか日常動画を見ていくうちにその印象が間違っていないことや2人の人柄がなんとなくわかってきた。なるほど面白い人たちじゃないの、へえ、音楽なんかもやってんのね。そうして何気なく再生した「Beep☆CARAMEL」。アンジョーの、思っていたより少し高い歌声が聴こえてきて、その瞬間、私の脳味噌に「2008年以来のニコニコ動画の文脈」が雪崩れ込んできて、ああ、どうして気づかなかったんだろうか、と自分に驚いて、少し涙が出た。

 

あまりこういう話をするのもどうかと思うが、現在のVtuberシーンに対する否定的な意見に「ニコ生文化」だの「転生」だの「敗者復活」だのという単語が現れることがある。2ヶ月前までの界隈を遠巻きに眺める立場だった私は、正直言ってそれらを材料に「バーチャル」を小馬鹿にしていた。それがどうだ。私は今、純粋なMonsterZ MATEの音楽そのものではなく、彼らの10年と2年を思って泣いている。無様なものだ。大敗北だ。

VRだとかなんだとかそんな小難しくてつまらないことはどうでもいいのだ。ただ、日増しに大きくなるグルーヴの中で、歴戦のクリエイティブゾンビどもがまだ一矢報いようとしているという事実が嬉しかった。彼らと私をもう一度引き合わせたのが「バーチャル」ならばもう認める他ない。見る阿呆に与えられた選択肢。惚れた弱み。

 

何書きたいのかわかんなくなってきちゃった。とりあえず、MZMの音楽はお前の「傍観者の似非クリエイティブ魂」にきっと響く。とりあえず聴け。Flagsのアーカイブも、できたら見てほしい。そんでもって、「Enter the Avatar」を聴きながら一緒に美少女肉襦袢を仕立てようじゃないか。2ヶ月前の私を突き動かしたのが「12年」という月日の長さであるならば、動き出すのは早ければ早いほどいい。

 

 

 

 (三か月も経てばアルバムも完成する。初回限定盤Bには『Flags』のオーディオコメンタリーもついてくるぞ!各種特典も要チェックだ!)

推しのサプライズボックスが届ウワアアアアアアアア!!!!!

 

「サプライズボックス」というサービスがある。

 

surprisebox.jp

 

めちゃくちゃ適当に説明すると、月額いくらで加入しておけば月末に推しの限定オリジナルグッズ詰め合わせセットが届くオタクの配置薬みたいなものである。毎月何が届くのかは開けてみるまでのお楽しみで、書き下ろしのかわいいSDイラストや普段使いもギリいけるおしゃれアイテムが魅力的だ。ゲームやアニメなど様々なコンテンツがプランを設けているのだが、中でも最近力が入っているのがVtuber。過去には「キズナアイ」や「にじさんじ」、「岩本町芸能社」などの錚々たる顔ぶれが参加済みだ。現在申し込み可能なのは「774.inc」の面々や「朝ノ姉妹ぷろじぇくと」「Re:AcT」「富士葵」「風宮まつり」「東雲めぐ」、そして「天開司」。

一人だけ目つきが悪すぎる。

しかしながら、悔しいかな、誠に不本意なことに、私はこの犯罪者面の男に完全に敗北している。別に全然好きとかじゃないが、メンバーシップ以外の課金箇所があると聞きつけてちょっとばかしググってみる。「天開司ちょい呑みセット」月額3500円(税別)。ははあなるほど。別に全然日常を天開司で彩りたくなんてないが、まあ戯れに頼んでやってもいいかもしれんね。そんな感じでぽちっとやったのが6月頭のことだ。

 

かなり前置きが長くなってしまったが、要するに今回は応援している男のグッズがいっぱい届いてテンションが上がっているので話を聞いてくれ、という文章である。

 

しかしここでひとつの重大な問題が発生した。

多くのサプライズボックスを利用しているVtuberたちは、ユーザーの楽しみを守るべく「ボックスの中身に関するツイートは○○日にネタバレ解禁!」といったルールを設けている。ところがどっこいこのSNSヘタクソギャンブルバカよわ見通し甘々サンダル登山Vtuberときたらどうだ。マジでなんのアナウンスもねえ。そもサプライズボックスの存在を覚えているのか?いやこの前めぐちゃんと話したときには覚えていただろう。しらばっくれるな。

これは困った。中身について詳細なレビューを書きたいのはやまやまなのだが、書いていいとも悪いとも言われていない状態では一抹の不安が残る。私がこの世で2番目に恐れていることは、インターネットで見ず知らずの人間に真っ当な理由で怒られることである。ちなみに一番はバイト中に客に吐かれることだ。

悩んだ末、今回は「商品なし商品レビュー」という斬新かつ画期的、アドバンストかつイノベーチブな手法を取らせていただくことにした。画像の添付はもちろんのこと、物品名などの直接的な描写もしない。ただ、私のうめき声が文字になって連なっているだけだ。

三本目にして地獄のような記事が生まれてしまった。許してくれとは言わない。最後まで読んでくれとも言えない。しかし、あの"サプライズ"を受け取った瞬間、私には、この箱の蓋を開いてしまったものとして、この思いを綴っておく義務と責任があると、そう思ったのだ。

 

時は戻り7月29日。ついに初月分の発送メールが届いた。

やっべ、クソ楽しみだなこれ。

午前中に外出する用事があったため、急いで要件を片付けて帰宅。私は某Sが付く配送業者と非常に相性が悪く、今回も見事に時間指定に失敗したため何時に届くのか皆目見当もつかない。ホタテを獲ったりコログを集めたりしつつ、インターホンが鳴るのを待つ。

 

 

20時半まで来なかった。いや、時間指定してないんだから何時に届けようとS君の勝手だ。しかし遅え。

それでも声を荒げるようなことはない。なぜならば私の手元にはたった今「天開司ちょい吞みセット」が届いたからである。天開司の配信が仕事でリアタイできない苛立ちを天開司のアーカイブを見ることで解消し、天開司のグッズが届かない怒りを天開司のグッズを受け取ることで抑える。バーチャルマッチポンプ。まことボロい商売。バーコード大森兄弟。

一番手軽なコースということもあり、届いた箱は30㎝×20㎝×15㎝ほどのコンパクトなものだった。しかし手に取ると伝わる確かな重量感。そして上面に煌煌と輝く「割れ物注意」のラベル。割れ物だ。これを読んでいる諸君には伝わるだろうか。あの、推しが印刷された布と割れ物を手にしたときの得も言われぬ高揚感、背徳感。初めてアニメイトに足を踏み入れたあの日、エレベーターの扉が開いた瞬間に鼻をかすめたあの香りが、あれから幾年も経った今でも、布と割れ物を手にするたびに私を襲う。割れ物だ。

心を落ち着かせるためにスーパーロボット大戦MXのサントラをかけた。「HOWL」やMonsterZ MATEの楽曲にしなかったのは溢れ出す感情を上手いこと中和するためだったのだが、ドーセット.・アカホシ氏の顔がちらついてしまったので完全に悪手だった。

ため息をつき、意を決してカッターナイフを手に取る。

蓋を開き、緩衝材をよけ、中から赤い箱を取り出す。もはや箱の色にすら感謝を述べたいレベルだ。箱の中には、「割れ物」が鎮座していた。あしらわれた書き下ろしイラストがま~~~~~~~あめんこい(「めんこい」は年が一回り違う成人男性に対して使用してもギリ許される(私調べ)形容詞であり、ここ数年好んで使用している)。そうだね~~~~~!もう8月だもんね~~~~!素敵なお召し物ですね~~~~~~~~!これがまた、一切の躊躇なくでかでかと刷られているのが素晴らしい。推しは大きければ大きいほどいい。

アイテムとしては重みと厚みから、完全に普段使いを想定されていることがわかる。が、どういう心持でこれを使えばいいのかはよくわからん。だがめんこい。これを書いている今も、ただただオブジェとして傍らに侍らせながらニコニコしている。これからどの程度使っていくかはぶっちゃけ未定だが、めんこいので満足度は満点だ。

そのほかには、同じイラストが使用された「いかにもオタクグッズ」が二つ。流石の洒落たデザイン。早速神棚に飾って手を合わせた。今はまだ「ウェブポン」の景品と二冊の近代麻雀しか飾られていない棚だが、サプライズボックスのグッズによってにぎわっていくのが楽しみだ。

 

いやあ、非常に素晴らしい内容だった。これは継続だなぁなどと抜かしていると、箱の底にまだカード状のものが残っていることに気が付いた。Twitterアイコンにもなっている普段の立ち絵が印刷されている。おっといけない見落とすところだったと手に取ると、明らかな違和感を覚える。厚みがおかしい。包装も一般的なポストカードに対するそれではない。あまりにも密封されている。印刷も独特だ。

嘘だろ。混乱の中で私の脳みそは一つの可能性を弾きだした。「天開司」自身の属性を鑑みたときに、あまりにもそれは自然な回答だった。だが、そんなことある?てかそんなものこの世に存在する?仮にあったにしても馬鹿でかくないかこれ?刷ってある人が人だからすげえ赤いし。

満を持して裏面を確認する。私の勘は的中していた。マジかよ。しかも、説明書きによると私はこれとあと三か月で片を付ける必要があるらしい。

私も長らくオタクをやらせていただいており、若輩者ながらも様々なグッズを手にしてきた。アイドルコンテンツを推していたはずなのに気づいたらカレーを三杯食わされた。友人宅で「納刀」をしたりもした。しかしながら、完璧な不意打ちという意味でこれは人生指折りのおもしろアイテムだった。これが「サプライズ」。圧倒的驚愕。てかどうしようこれ。

 

何が届くか全くわからないアパレルやらカトラリーやらというのは正直かなりの博打である。例えば来月のグッズが「一筒の義眼が重りになってるダンベル」とかでも我々には文句は言えない。しかしながら、それをきっかけに筋トレにハマれるような柔軟なオタク、もしくは文鎮に推しの眼球があしらわれていたらテンションが上がる本当に狂っているオタクにはかなりお勧めしたいサービスだ。

というか普通にいいアイテムばかりなのでとりあえず公式のインスタやちゃんとネタバレに関するルールを敷いているVtuberTwitterを覗いてみてほしい。まあそもそも推しがサプライズボックスを設置していなければそれまでなのだが。でもお前の推しはボイスがあるんだろ?俺の推しにはない。こっちは金時豆の甘煮に向かっていった「大好き」をボイスの代わりにしているんだ。

というわけで各自愛でられる人を愛で、落とせる箇所にお金を落としましょうね。

 

とりあえず私は「天開司豪遊コース」を注文しました。

弟がいる気がする

 

 

弟がいる気がする。

 

そんなわけがない。弟というのはそんな「いる気がする」みたいな代物ではない。私はまごうことなき一人っ子だ。私に弟はいない。

 

でも弟がいる気がする。

 

かれこれ10年以上、「私には弟がいるのではないか」という考えが脳みそに巣食っている。別に、母親が見知らぬ男の子の写真を大切に保管しているところを目撃してしまったとか、夢枕に頻繁に立つ子どもがいるとかそういう訳ではない。ただ、「弟がいる気がする」のだ。

 

 

一つ、これについて覚えていることがある。

母親が、当時小学校低学年の私に弟の存在について語って聞かせているシーンの記憶だ。「あなたには弟がいる」と言われた、ような気がする。「いる」という部分にどこまでの意味が含まれているのかは、忘れてしまった。

幼少期の記憶がかなり薄いほうなので、そもそもこの記憶の存在そのものに違和感がある。本当に不思議なぐらい鮮明に覚えている。実家のリビング。洗濯物をたたむ母親。それをとぼけた顔で眺めている私。昨日のことのように思い出せる。

 

 

…おかしくねえか?

 

今、記憶の中の風景に、自分の姿も入ってなかったか?

 

異常にはっきりしていて、それでいておぼろげな記憶。それも俯瞰視点の。

 

これ、夢じゃないか?

 

これ、10年前に見た夢じゃないか?

 

すみません。ここまでの話、全部俺が見た夢の話でした。

 

 

 

そりゃあわかっている。夢に決まっている。だっていないんだもん。弟。

死んでいるなら年に一回ぐらいは悼んであげてほしいし、生きているなら両親にはもうちょっと何事か抱えている風に日々を過ごしていてほしい。それがないならもう弟はいない。いないのだからもうこの話は終わりだ。全て忘れて日常に戻ろうじゃないか。

 

 

 

弟がいる気がする。

 

いないのはわかっているがどうしても弟がいる気がする。どんなに忘れようとしても、脳内には10年間住み着いていた弟の影が焼き付いている。やめろ、やめろ、出て行け。お前は俺の空想の産物だ。存在しない弟だ。頼む、出て行ってくれ。

駄目だ。あまりに長い時間を共に過ごしてしまったせいで、どうしても「しかしそれでも弟がいるのではないか?」という疑念を払い切ることができない。これではまたこのもやもやとした思いを抱えたまま日々を過ごしていくことになってしまう。一体どうしろというんだ。

 

手っ取り早いのは両親に確認することだ。これで否定してもらえればもうこんなことに悩まされる必要もなくなる。ちゃっちゃと聞いてしまえばいいのだ。

 

「弟がいる気がするんだけど、気のせいだよね?」

 

 

怖すぎ。

 

急すぎだし怖すぎ。

 

普段何考えてるんだかわかんない一人娘が急に「弟がいる気がする」とか言い出すの、怖すぎ。

返ってくる答えは「気のせいに決まってるでしょ」でも「実はね…」でもない。「えっ……」だ。大人が口にする純度100%の「えっ……」だ。そんなのを食らったらしばらく立ち直れない。弟の影とは別のものに囚われることになってしまう。

 

もうどうしようもないのだ。正直なところ、親だろうが霊媒師だろうがなんだろうが、誰かに否定されたところで、すぐに「あー、弟はいないんですね。よかったー」とはなれない。というか、弟を名乗る人間がひょっこり出てきて「こんにちは。僕が弟です。」などとのたまったとしても、恐らく受け入れることはない。10年以上の長い年月を共に過ごした私と「いる気がする」弟との関係は、もはや突然現れた弟ごときが介入できるものではないのである。

 

弟がいる気がする。

 

きっと今後一生「いる気がする」のだ。このやり場のない感情を持て余しながら、いない弟が残さなかった存在しない意思を背負わずに、一人っ子として一人分の人生をつましく送る。

#Vtuberはじまりませんでした

バーチャルっていいよね。と思ったので、拙くはあるが美少女肉襦袢を錬成した。結構着心地がいい。

クリエイティブっていいよね。と常日頃から思っているので、いっちょ自己紹介動画の一つでも錬成しようと思った。これがまあ上手くいかない。

さて、こっからどないしよか。

 

なぜバーチャルなのか、みたいな話

いろいろと見方はあるだろうが、ひとまずこの文の中では「イカした架空キャラクターの皮かぶって喋ったり書いたり描いたり寝たり起きたりするやつ」をまとめて「バーチャル」と呼ぶ。めんどいから。

 

で、なんでまたわざわざバーチャルなんてやるんじゃ、という話である。

今現在この世界には大量にVtuberなるものが存在している。かつての読者モデルと同じぐらいいる。彼らが活動方法として「バーチャル」を選択している理由はいろいろとあるだろう。なりたい自分になりたい。未だ黎明期にあるコンテンツに活気を与えたい。「ふつう」にやっても他人の目に留まらない。しかしまあこんなのは特別不自由も満足もしていない一般享受する側のオタクにはあまり関係のない話である。では何故か。

 めちゃくちゃ雑に説明すると、マウントを取りたい。

別に何も考えずに食っちゃ寝してるきっしょいオタクくんに対して、「お前が時間を浪費している間に俺は美少女になったが?」みたいなマウントを取りたいわけではない。そんなひっくい山に俺を登らせるな。

 いいか、いくらVtuberが大量に存在しているとはいえ、未だ業界は絶賛発展途中である。読者モデル並みだったその数はネズミ算式に膨れ上がり、やがて地球はVの炎に包まれる。間違いなく、「一億総バーチャル」の時代が来る。「わざわざ」なんて枕をつけることが馬鹿馬鹿しくなるほどバーチャルを選ぶことが普通になる。「せっかくバーチャルなのにやってることは普通ですねw」みたいな言説はもはやナンセンスだ。お前もせっかくのインターネットでしょうもないツイートをするのをやめろ。そんな身にならない議論よりもやるべきことがあるだろう。そう、

 

 

 

 

 

早めに波に乗っといて古参面した~~~~~い

 

Twitterで神絵師のプロフィールにとんだら「2007年からTwitterを利用しています」って書いてあって「オッ」ってなるやつやりた~~~~い

いや古参ぶるにはもう遅くね?と思ったそこの君。2,3年の遅れは10年後には誤差みたいなもんだ。これは超長期的な投資なのだ。私がマウントを取る相手はただのきっしょいオタクくんではない。10年間食っちゃ寝を続けまるまると太った質のいいオタクくんなのだ。

「お前が10年を空虚に浪費している間に俺はずっと美少女をやっていたが?」

私の放った美少女グーパンチがオタクくんのでっぷりと膨らんだ腹にめり込む。よろめくオタクくん。体勢を整える間もなく美少女サマーソルトがその四重ぐらいの顎を抉る。倒れ伏したオタクくんを見下げ、勝ち誇った顔で私は言うのだ。

「お前が10年を空虚に浪費している間に、俺はずっと美少女をやっていたが?」

オタクくんは微動だにしない。

「お前が10年経って、新しいコンテンツにハマる体力もない『オタクに理解のある一般人』に成り下がっている間にも、俺は美少女をやっているが?」

オタクくんの返事はない。

「なんとか言えよ!俺は美少女だぞ!」

激高した私の踵がオタクくんの顔面にめり込む、はずだった。美少女御御足は空を切り、地面に激しく打ち付けられる。オタクくんの姿はそこにはなかった。オタクくんはもういない。10年の間に、オタクくんはオタクであることと引き換えにささやかだが確かな幸せを手にしていた。変わらずに美少女であり続けていたのは私だけだ。

私は孤独だ。

感じるはずのない寒気が、私の電脳の頬を撫ぜる。

オタクくんを呼ぶか細い恋声が、だだ広い仮想空間に霧散していった。

 

 

 

なんですかこれ。打ってたらなんか手の甲から血も出てきた。おかしい。バーチャルなのに出血が止まらん。助けて。本当につらいし思ったより長くなってきたから一旦ここで切り上げる。次は「結局なんで文章書くことにしたんですかの話」か「ブログ閉鎖のお知らせ」のいずれかになると思います。おやすみなさい。