クラタの電脳云々

広義バーチャル、インターネット、美味しい生魚などに興味があります

『Flags』を紐解けない女

お久しぶりです。本当に。

 

只でさえ忙しい夏に更に色々あった(Live2Dを再勉強したり精神をやったりTRPGしてたり精神をやったりしていた)結果、べらぼうにお待たせすることになってしまいました。多分誰も待ってないのでそこについては全く心配していないのですが、普通に己の管理能力の低さに絶望しています。絶望からまた精神をやります。

 

別に今も「よっしゃ書いたるぞ!」みたいなのではなく、単に他のタスクから逃げてきた先がブログ編集画面だっただけなのですが、そこでほぼ完成しているにもかかわらず何故か放置されてた下書きを見つけたので折角ならと投稿した次第です。つまり新しく書いたものではないです。不甲斐なさからまた精神をやります。

 

というわけで以下3ヶ月ほど前の私に代わります。

 

 

 

先日「MonsterZ MATE 2nd Anniversary LIVE -Flags-」を観劇した。本当に素晴らしいライブだった。笑っちゃうぐらい歌がうまいし、ラップがバカかっこいいし、ステージの造形も素晴らしいし、トラッキングも相変わらず息をのむ精度だし、あと二人の顔がべらぼうにいい。好きすぎてセットリスト俺が組んだのかと思った(これはオタクが各種ライブイベント後に必ず言うやつなので無視してよい)。そして顔がべらぼうにいい。

 

 

で、例によってこれの感想を書かねばという使命感に駆られたわけだが、セットリスト順につらつら書いていっても「顔いい~お歌うま~顔いい~」って13回繰り返すだけになる。

なので、ライブそのものの感想ではなく「私とMZM」、もっと言えば「私とVtuber」の話をしようと思う。

 

 

もともと、私はいわゆる2008年以来のニコニコ動画の文脈を継ぐような動画、特にゲーム実況が好きで、Vtuberは見ていないどころかむしろ敬遠していた。

それがひっくり返ったのが、今から2ヶ月前のことだ。あ、今遡る期間が思ったより短くて驚きましたね。私だって驚いている。2ヶ月あれば人は価値観をまるっきり転換できるし、Live2Dの使い方も覚えられるし、ブログも開設できる。

 

2ヶ月前、いろいろあって私は2人のVtuberと出会った。「佐藤ホームズ」と「天開司」の2人である。(ホームズ氏に関しての「いろいろ」についてはいずれ言及したいと思っている。「『仮想百景』を紐解けない女」が書かれるまでお待ちいただきたい。残念ながら「『クズと学ぶ麻雀のツボ』を紐解けない女」の執筆予定はない。どう足掻いても、彼への一目惚れを拗らせていることへの言い訳を連ねるばかりになるからだ。)彼らの過去の記事や配信アーカイブを見るようになり、その「興味を持つチャンス」を作る活動や、交友関係の広さによって、今まで顔も知らなかった様々なVtuberたちと出会うことになった。

 

当然、むしろ真っ先にMZMとも邂逅を果たした。はじめに見たのは「誰が持ってるか王選手権」だったと思う。最初は「やたら高い技術力でやたら体を張ったことをしている不思議な人たち」という印象だったが、いくつか日常動画を見ていくうちにその印象が間違っていないことや2人の人柄がなんとなくわかってきた。なるほど面白い人たちじゃないの、へえ、音楽なんかもやってんのね。そうして何気なく再生した「Beep☆CARAMEL」。アンジョーの、思っていたより少し高い歌声が聴こえてきて、その瞬間、私の脳味噌に「2008年以来のニコニコ動画の文脈」が雪崩れ込んできて、ああ、どうして気づかなかったんだろうか、と自分に驚いて、少し涙が出た。

 

あまりこういう話をするのもどうかと思うが、現在のVtuberシーンに対する否定的な意見に「ニコ生文化」だの「転生」だの「敗者復活」だのという単語が現れることがある。2ヶ月前までの界隈を遠巻きに眺める立場だった私は、正直言ってそれらを材料に「バーチャル」を小馬鹿にしていた。それがどうだ。私は今、純粋なMonsterZ MATEの音楽そのものではなく、彼らの10年と2年を思って泣いている。無様なものだ。大敗北だ。

VRだとかなんだとかそんな小難しくてつまらないことはどうでもいいのだ。ただ、日増しに大きくなるグルーヴの中で、歴戦のクリエイティブゾンビどもがまだ一矢報いようとしているという事実が嬉しかった。彼らと私をもう一度引き合わせたのが「バーチャル」ならばもう認める他ない。見る阿呆に与えられた選択肢。惚れた弱み。

 

何書きたいのかわかんなくなってきちゃった。とりあえず、MZMの音楽はお前の「傍観者の似非クリエイティブ魂」にきっと響く。とりあえず聴け。Flagsのアーカイブも、できたら見てほしい。そんでもって、「Enter the Avatar」を聴きながら一緒に美少女肉襦袢を仕立てようじゃないか。2ヶ月前の私を突き動かしたのが「12年」という月日の長さであるならば、動き出すのは早ければ早いほどいい。

 

 

 

 (三か月も経てばアルバムも完成する。初回限定盤Bには『Flags』のオーディオコメンタリーもついてくるぞ!各種特典も要チェックだ!)